第二十話 よくある出来事(2004.9.3)

うぅぅぅ・・・漏れるぅぅ・・・いや、まて、ここはもうトイレだ。あのドアを開けたら、おまえを開放できる。もう少しの辛抱だ。あと3歩、2歩、1歩、急いでドアを閉め便器を跨ぐ。。。が、、、うおぉぉぉぉ・・・ちょっと待て、まだ早いぃぃ〜。ズボンとパンツを脱がなければ、ここまで我慢した意味が無いではないか。しかし、「約束はトイレに入るまでよ」と言わんばかりの激痛。
「びちゅっ」うっ・・・ちょっと出ちゃったかも。ズボンを脱ごうとするが、こんな時に限ってボタンが引っ掛かったりする。い、いかん、第二波がぁ・・・もうこれを防ぐ手立ては無い。ぎりぎりズボンとパンツを同時に下ろし、まだ中腰の状態から「びちびちびち〜」と勢いよくそいつは飛び出した。

「ふ〜〜〜」なんとか至福の一時である。ふと我に返って、恐る恐るパンツを見る。幸いにもパンツは無事であった。ここまでの、短いがスペシャルに熱い闘いを振り返り、次はトイレに入る前にベルトとボタンは外しておこうかな、と冷静に状況判断する。
そして、最後の抵抗の証である、肛○の回りについた奴の分身を、お尻用シャワーを使って洗い流す。熱くなった肛○も冷やされ、いい感じ♪である。水滴をトイレットペーパーで拭き取ると、まだ奴が付いていた。ペーパーの残りも少ないので、仕方なく左手を使って、もう一度お尻用シャワーで洗い流す。

何食わぬ顔でトイレから出て、心配そうに待っているうたに「全然大丈夫だった」と一言、強がりを言う。そして、今まで左手で持っていた食料品が入っているビニール袋を、何気に右手で持つ。

アジアに来て、たまに
「不浄の左手」となる私であった。



第十九話 東北・北海道編
(2004.7.26)

東北は、美人が多いと聞いていたので、期待して行きました。結果は文句なく、日本で美人&かわいい子比率が高い地方と言えます。不思議なのは、東北出身の芸能人が少ないこと。閉鎖的な地域だから仕方ないのかな。宮城県北部で高校生のおしゃべりを小耳に挟んだが、名詞以外、何を喋っているのかまるっきり解らなかった。うまくいえないが、東北地方は自然の厳しさを、北海道は自然の雄大さを感じる場所でした。

北海道・・・一度は訪れておきたいところ。雄大な景色、美味しい穀物&魚介類、豊富な温泉源、雪さえ降らなければ、こんなに良いところはない。北海道を訪れるのなら、是非、レンタカーを借りて自分で散策しましょう!道央まで来れば、雄大な景色に圧倒されて、運転の疲れも吹っ飛びます。ただし、スピードの出しすぎには注意しましょう。知らないうちに、スピードメーターがダブルスコアなんてこともありえます。ちなみに北海道は、教習所で習ったとおりの運転をする、素敵なドライバーが多かったです。

青森県・・・奥入瀬渓流はとても良かった。あそこは車ではなく、のんびりと歩いて散策したい。十和田湖は、期待してたほどではなかった。どこにでもある「水辺の観光地」って感じだった。恐山は花粉が酷かった。いや、あれは花粉ではなく、霊的なものだったかも!?

岩手県・・・八幡平のリゾート地が有名だが今回は行ってません。源義経の伝説がのこる平泉にも行ってません。石川啄木や宮沢賢治の故郷にも行ってません。更に国の名勝、天然記念物にもなっている、厳美渓にも行ってません。岩手県は盛岡以外、どこにも行ってなかったことに今、気がつきました(TдT)

秋田県・・・田沢湖、とても綺麗でした。十和田湖がイマイチだったのも、この美しい田沢湖を見た後に行った為だったかもしれません。岩盤浴の玉川温泉は、その辺にゴザを引いて寝てる人が多くてビックリしました。乳頭温泉郷の「鶴の湯」で食べた山菜丼は、メチャ旨かった。

山形県・・・さくらんぼ狩りをしたかったが、生憎適当なところが無く出来なかった。米沢牛も食べ損ねた。山形も、あまり詳しく見てなかったようだ(TдT)

宮城県・・・日本三景の「松島」見てきました。景勝地だとは思いますが、芭蕉が絶句するほどのものだとは、思えませんでした。仙台名物の「牛タン」も老舗と言われるお店で食べましたが、肉が硬くイマイチでした。まぁ、店にもよると思いますが。それより、北海道、帯広の「豚丼」のほうが全然旨い。こちらの方がお勧めです。蔵王の御釜は6月でも寒く、長袖が必要です。

福島県・・・会津若松は白虎隊で有名。会津若松城も名城の名に相応しく、美しい城でした。また、昔の藩校「日新館」の教えは非常に興味深いものでした。そういえば、本場の喜多方ラーメン食べてなかったな〜。。。




第十八話 中部・関東編
(2004.7.22)

日本列島の中心地帯。身近な地域でもあり、あまり詳しく見て周りませんでした。その時の心理状況は、例えるなら、「テーマパークの近くに住んでる人は、滅多にその近くのテーマパークに行かない」といった感じに似ているでしょうか。良く分かんない事を書いてしまいましたが、中部・関東はそんな感じでした。

愛知県・・・トヨタのお膝元だけあってトヨタ車が多く、車優先の意識も強い。名古屋は大都市だが、他の大きい都市に比べて、田舎臭い感がある。名古屋城は行っていない。今度行って見たいと思う。伊良子岬の大あさりと味噌カツ(昔食べた)と地鶏が美味しかった。

岐阜県・・・飛騨・高山は見所一杯。温泉もあるし、自然派にはうれしい。岐阜というと「山」とうイメージが強かったが、都市部(南部)は平野が多くビックリした。

長野県・・・温泉どころが多い県。白骨温泉の入浴剤の一件、非常に残念でした。私たちはまさに、その入浴剤が入っていた温泉に入っていたので、かなりショックでした。軽井沢の白樺並木(林?)はとても心地良い。

山梨県・・・ブルーベリー美味しかった。食べ放題で40分500円は絶対お得。お勧めです。忍野八海の水は本当に綺麗。水深10m以上の底がはっきりと見える。清里も訪れるにはいいところ。

静岡県・・・自分が静岡に住んでいるからという訳ではないが、静岡は本当にいいところだと、再度認識した。伊豆、富士山周辺、大井川、天竜川上流など、自然の見所は沢山あるし、温泉もある。魚は旨いし、美味しい地酒も沢山ある。各都市部へのアクセスも非常に便利。各地でお店に入り、静岡県から来たと言うと「静岡に住んでいるのに、わざわざ遠くまで食べに来る必要はない」と言われることもしばしば(すし屋は特に)。それだけ食、自然、地理に恵まれているところは、他には見当たらない。逆に静岡のワーストポイントは、雪が滅多に降らないので本格的なスキー場が無いこと、物価が高いこと、交通マナーが悪いこと、福祉が遅れている事などが挙げられる。

神奈川県・・・東の都市部、西の自然地区といった感じか。横浜、湘南、鎌倉、箱根あたりが見所。ちなみに、私たちが静岡以外で、住んでみたいところの第一位がこの神奈川県。特に意味は無いですが・・・

東京都・・・都市部は言うまでもなくメガロポリス。北西部は、田園風景も見られるほど長閑さが漂う。この極端なアンバランスさが、この日本という国を象徴しているかのように思われる。

千葉県・・・千葉県なのに何故か「東京」と銘打つものが多い県。九十九里浜は、見ても特に感じるものは無かった。「美人注意」の看板が道路脇に立っていたが、千葉県はそんなに美人が多いのかな・・・

茨城県・・・水戸納豆を食べ損ねてしまった。探していたら栃木県に入ってしまった。道路が広くて直線で、走りやすかったので・・・。

栃木県・・・日光東照宮は拝観料が高すぎる。1人1300円なんて・・・世界遺産に登録されているからと言っても高すぎ!海外の人々も訪れるのだから、もう少し低い金額に設定してもらいたい。那須高原は、お金をためてもう一度行ってみたい。

群馬県・・・天候は悪かったが、万座の景色は良かったと思う。草津温泉は、無料で入浴できる場所があるので、とても助かった。そういえば、尾瀬に行くのを忘れていた・・・(TдT)

埼玉県・・・夜間のスピード違反の取締りをここで初めて見た。今までの自分の中にあった概念が覆された一瞬だった。都市部を走るときは気をつけよう。そうそう、所沢って日本で初めて飛行場が出来た場所&「トトロの森」のある場所って知ってました?

近畿・北陸編
(2004.7.19)

京都を中心に、情緒あふれる佇まいが数多く残る地域。日本の歴史の大半(記録に残る範囲)は、この地方が中心に動いてきた。現在も独特の文化を色濃く残す地域でもある。

岡山県・・・中国・四国地方に入れ忘れた(^^;
食中毒(だと思われる)でダウンしていたのであまり記憶にないが、倉敷の街並みだけは覚えてる。倉敷の武家屋敷は、何故か懐かしさを感じる。昔、あの川沿いの柳の木の下で、赤とんぼを追いながら、山に沈む夕日を見ていたような気がする・・・のは俺だけかなぁ。

福井県・・・敦賀駅の近くの屋台ラーメン「ごんちゃん」の、豚骨ラーメンはメチャ旨かった。チャーシューを好きなだけ入れていいなんて、さらにポイントアップ!北陸の小京都とまで言われた一乗谷があるのも福井県。現在は、少しずつ当時の街並みを復元している最中。まだまだ殺風景な印象を受けてしまうが、もっと整備されればとても興味深い街並みとなるだろう。東尋坊も見所の一つ。自殺の名所だと言われるだけあって、吸い込まれそうになる。それから私たちは見ていないが、生木に直接仏像を彫った場所があるらしい。後10年ほどで生木の皮が覆ってしまうので、見れなくなってしまうらしいが。

滋賀県・・・琵琶湖の汚染が気にかかる。現在、へドロ除去等で一部は良くなって来ているらしいが、美しい琵琶湖にするには、まだまだ時間がかかる。大津は桜の名所。桜の季節に一度訪れてみたい。それから、安土桃山城の復元ができたら絶対に行きたい。どんな城を信長が造ったのかとても興味がある。

京都府・・・見所がありすぎて周りきれない。どこでもそうだが、特に京都は四季折々の美しさが際立つ。今度、是非行きたいのは「石庭」。あの庭を、可能なら座ってじっくりと眺めたい。それから京都って着物だけじゃなく、ドレスも有名な生産地って知ってました?

奈良県・・・やはり古都と言われるところは(京都は今でも都だと思う)、少し寂しさを感じる。薬師寺、法隆寺、東大寺など世界遺産にノミネートされる建造物があるが、どこもかしこも京都ほど人で溢れかえってはいない。それがまたいいといえば、いいのだが。吉野桜も見てみたい。

大阪府・・・東京に次ぐ大都市。ユニバーサルスタジオ行ってきました。「もう一度行きたいか?」と聞かれたら「誰かが連れてってくれるんなら行く(自分で行く気は無い)」と答えます。御堂筋や、うたが昔住んでいたところなど車で走ったが、思ったほど運転マナーは悪くなかった。そうそう、大阪で一番宝くじ当たるという大阪駅前の「チャンスセンター」で宝くじを買ったが、まったく駄目でした。

和歌山県・・・高野山はとてもいい。居るだけで、心が浄化されていくようだった。高野山には、これから何度も足を運びたいと思う。今度高野山に行ったら「陀羅尼輔」を忘れずに買って帰ろうと思います。それから有田みかん、甘くて美味しかった。静岡には温州みかんがあるが、温州みかんも好きだけど、有田みかんも好きになりました。

三重県・・・海産物が安く美味しく食べられるところ。鳥羽の市制50周年記念祭にたまたま出くわし、豪華景品を狙ってイベントに参加したが、駄目でした。三重は熊野古道の入口でもある。来年、熊野古道は世界遺産にノミネートされるとのことだから、これから観光客が増えそうです。

石川県・・・今回は通っただけですが、前回行った時の感想を。兼六園、武家屋敷良かったです。加賀百万石の名残が、そこかしこに見られます。輪島の朝市は思ったより規模が小さかった。後、砂浜を走る国道は珍しくて面白かった。醤油の蔵元で食べた「醤油ソフトクリーム」は、微妙な味。

富山県・・・街の造りというか、規模というか、雰囲気が静岡と良く似ていた。富山といえば薬(古いかな)。昔ながらの老舗の薬屋さんを探したが、それらしいものを見つけられずに断念。

新潟県・・・米どころの魚沼行ってきました。コンビニで普通に米や日本酒が売っていた。湯沢駅の構内(新幹線)には、日本酒を試飲できる場所があるらしい。三条市にある「おさかな亭」は、リーズナブルで美味しく食べられるすし屋。ボリュームもありとてもお勧め。ちなみにウニ一折1000円でした(^^)v




第十七話 中国・四国編
(2004.7.14)

中国・四国地方は、自然との関わり合いが深い史跡が多く、自然をとても大切にしていたと言う事が良くわかる地方でした。

鳥取県・・・鳥取砂丘は、砂丘というより「砂の山」と言った方が良い位の大きさだった。海岸線を走る主要道路は道幅も広く、とても走り易かった。

島根県・・・出雲大社の大元。さずがに本場らしく神聖な雰囲気が漂ってました。島根県も、海岸線を走る主要道路は道幅も広く真っ直ぐで走り易かった。

山口県・・・本州最西端。萩の町は、今でも幕末の香りを残す城下町。日本の近代国家への歩みは、この場所から始ったと言っても過言でない。萩焼は、女性的な優しさを感じさせる焼き物でした。

広島県・・・平和記念公園にある「原爆ドーム」や「博物館」は必ず視るべき。戦争の悲惨な現実が良くわかる。目を逸らさずに「戦争」と「平和」について考えよう。後、広島には「安芸の宮島」がある。日本三景の中で、建造物と自然との調和をメインに醸し出しているのは「安芸の宮島」のみ。フェリーでしか行けないが、行くだけの価値はある。そして、どうでもいいことですが、有名な「広島のお好み焼き」を食べて腹痛をおこした。いや、あれは食中毒だったのではないかと思えるくらい、辛かった。。。皆さん、生ものは気をつけましょう!

兵庫県・・・日本三古湯の「有馬温泉」、それから「城崎温泉」も良かった〜。両方とも、ちょっと洗練された温泉町を目指しているような町の雰囲気で、湯質も良かった。六甲山からの風景は、雨でしたがなかなか良かったです。そして出雲
大社巌分詩祠の「御神水」はめちゃくちゃ旨かった。この旅で飲んだ湧水の中で、北海道の「甘露水」と1、2を争う程の旨さだった。(ちなみに、水の旨さの判断は個人的なものなので悪しからず)

香川県・・・金毘羅山の大元。金毘羅山は階段を登りながら楽しめるところ。途中まではお店が階段の両脇にずらっと並んでいるので、目を楽しませながら休める。本場の讃岐うどんも是非食べよう。とても美味しいです。

徳島県・・・「鳴門の渦潮」が期待していた程ではなく残念。時期によって違うみたいなので気をつけよう。徳島はラーメン屋が目立った。もう少し時期をずらせば阿波踊りがみれたのに・・・残念。

愛媛県・・・日本三古湯の一つ「道後温泉」。有名な「坊ちゃんの湯」はめちゃくちゃ混んでたので、入りませんでした。松山城は夕方に着いたので、お城に入れなかったのが残念でした。

高知県・・・お城の前のフリーマケットや商店街がおもしろい。高知で食べた鰹の「土佐造り」は旨かった。四万十川の鮎や鰻を食べてみたかったが、どこにあるか分からなかった(^^;
そして残念なことに、高知市周辺の運転マナーは悪い。個人的にワーストの烙印を押させて頂く。




第十六話 九州編
(2004.7.2)

九州、とても良かった〜。九州の人は他県ナンバーに優しいらしく、別府ではとても温かい心遣いを頂きました。ただし、九州全土で花粉症の症状がかなりきつかったのが痛かったですが・・・。また、あまり飛ばす車もなく比較的運転しやすかった。しかし、中部地方に比べ信号の「黄色」がメチャ短い。さらに、歩行者信号が「赤」に変わってから車用の信号の変わりもメチャ早い。それから、強引に入ってきた車に限って割り込んだ後、制限速度を守ってゆっくり走る。あ、そうそう、タクシー多すぎ!半分に減らしなさい!
というわけで、簡単に県ごとの感想をまとめてみます。

福岡県・・・九州で初めて到着した地。博多では人気の屋台ラーメンが休みだったのが残念。街は大きく政令指定都市の名に恥じない。大宰府があっただけあり、街の発展は九州一。関門海峡は橋よりトンネルの方が安い。それから何故、福岡出身の芸能人は多いのだろう・・・?

大分県・・・大分といえば別府。別府といえば温泉!九州に旅行にきたら絶対に外せない県。それから、別府の街はハングル語が結構目立つ。それだけ韓国人が多いということです。湯布院は良くも悪くも観光地化されてしまっていた。

宮崎県・・・何も無さそうだが、なかなか良いとこでした。主要道路は南国ムードたっぷり。都井岬には、野生の天然記念物の馬が沢山いてとてもかわいい。それから、忘れてならないのが日本神話が数多く残る「高千穂高原」。日向ラーメンも美味しい。

鹿児島県・・・桜島の温泉良かった〜。町営だけあって料金も安いし、肌はつるつるのしっとりって感じで、女性にはとても嬉しい温泉なのでは。都市部はたいしたとこはないが、田舎はなかなか面白いとこが多い。それから、鹿児島の人たちの話している言葉は、20%位しか理解できなかった。

熊本県・・・やっぱり阿蘇山。あの雄大な風景は九州にきたら外せない。熊本城も良かった。まだまだ修復中なので、完成したら更にすごい城になりそうだ。戊辰戦争で落城しなかっただけある。黒川温泉は行っても損のない温泉地。

佐賀県・・・有田焼や唐津焼、そして密窯の里「鍋島焼」などを始めとする焼き物が有名。鍋島の湧水は美味しかった。

長崎県・・・原爆の落とされた地。平和祈念公園は行くべき。そこにいくと何故かとても寂しいような、悲しいような気持ちになる。そこで何かを感じよう。雲仙では湯冷めしてしまったが、温泉はなかなか良かった。島原は「水の都」と言われるだけある。長崎は江戸時代から近代までずっと外界と接してきている都市。見所も沢山あり興味深い県。




第十五話 ニュージーランド後編
(2004.4.29)

ニュージーランドに行くのなら、ツアー又は1〜2週間程度の短期旅行か、一年以上の長期旅行(永住?)がお勧めだ。というのも、私たちのように中途半端に行くと悪い意味で慣れてしまうからだ。

どの様に慣れてしまうかと言うと、まず美しい自然を観ても最初の時のような感動が少なく、見慣れた景色と思ってしまったり、変に時間だけはあるのだが、語学勉強するには時間が少なかったりするのに、観光だけでは時間を持て余してしまったり(お金が沢山あれば別だが)と、目的がはっきりしない時に起きる良くない循環が出てきてしまうのである。疲れてるときなどは、遠くの羊なんかは白い蛆虫のように見えてきたりして・・・。また、知り合いが出来ても次の日にはお別れになりじっくりと付き合えなかったりなど、中途半端に時間があるから、かえって目的がばらけて中身があるようで薄い感じになってしまう気がする。
なので目的をはっきりもっていくこと。短期の旅行なら観光メインでこの国を訪れる。そうすれば「今度はあそこも見てみたい」という一番いい状態で帰国できる。また、長期なら落ち着いてじっくりとこの国と付き合う。そうすれば、ニュージーランドの大自然を堪能しながら現地の人との交流や仕事もでき、より深くこの国を知ることが出来る。

なんとなく否定的な出だしだったが、最終的にはニュージーランドはいいとこです。万人にお勧めできる国であるのは間違いないし、私もお勧めです。特に南島は美しいところでした。まさに「ニュージーランドらしい風景」があり、その言葉に納得しました。北島より美しい町が存在し、しかも自然との調和を大切にしている。ニュージーランドにいくのなら是非、南島にも足を延ばしたい。


ところで、ニュージーランドは自然を大切にしているというのは周知の事実。だが、よく考えてみるとあの広大な牧草地は森林伐採をして造ったものではないのか?同じ緑だから気づかないだけであって。それによって生態系も随分変わったのではないのか?
それでも日本よりは自然に対する意識は全然高い。日本は自分達が住みやすいように自然を破壊していくが、ニュージーランドでは自然の地形を出来るだけ残して開発している。トンネルやコンクリートの川が少ないのも、坂が多いのも、その為だろう。
しかし、どんなに自然の地形を残そうとしても、自然を破壊しているのには変わりないのかもしれない。開発後に残る自然が10%か50%の違いというだけで。それでも10%よりは50%の方がいいに決まっている。日本の諺の「50歩100歩」みたいに取れるかもしれないがそうではなく、「0」(自然を破壊する)か「1」(自然を残す)ほどの違いがあると思う。「自然を残すにはどうしたらいいのか」ということを考えて、今自分達が出来ることに真剣に取り組んでいると思う。この意識は絶対に日本も見習わなくてはならない。それにより多少の不便を抱えるとしても。

結局「住みやすい」や「便利」というのは、自然を破壊しなければ得られないものなのかもしれない。それでも如何に自然を残すか、自然と調和させるか、ということが大事なのではないか。

最終的に人間が「地球」という「家」を蝕む「シロアリ」にならないよう、私もこれまでの行動を反省し、これからの行動を見直していきたいと思う。




第十四話 ニュージーランド前編
(2004.2.29)

ニュージーランド・・・昔から行ってみたいと思っていた国の一つだったが、実際に来てみてとても良かったと思う。
想像していた「緑の国」っていうイメージそのものだし、人々も皆親切。町から少し郊外に出ればそこはもう「緑の絨毯」って言葉がぴったりの風景。羊や牛が放牧されており、長閑な時間がゆったりと、青い空に浮かぶ雲のように過ぎていく。空気は澄み切っていて爽やかだし、脇を通り抜けていく風も心地良い。地図を見ながら歩いていると必ずと言っていいほど「You lost?」と言って優しく話しかけて来てくれる。食事はいろんな国の食べ物屋があって飽きないし、味はハズレは少なくどんなものもそこそこ食べられる。

ただ、ニュージーランドに来て残念だったこともある。
第一に物価が高いこと。外食(ステーキ系は安いが)に関しては日本と殆ど変らない。マクドナルドなんて日本より高いし、ミネラルウォーターも高い。自炊するなら大手ディスカウントスーパーなどで買い物すれば、日本の物価の7〜8割位(牛肉はとっても安い!)で買えるが。あと、衣服は日本の8割位の値段かな。ブランドショップには入ってないのでそこは分からないが、街中のショップを見るとだいたいそれ位かなって感じです。それから電化製品は、特に日本製の物は確実に日本の方が安い。私たちのデジカメ(¥29,000位で購入、現在2万切ってます(TдT)がニュージーランドではまだ4万近くの値段で売っている。自動車も日本じゃ下取りにもならないような物も、結構な値段で売ってたりする。さすが「メード イン ジャパン」と言ったところか。そうそう、それから公衆電話は絶対にコインで掛けない事!!メッチャ高い。市内通話1分50円位掛かった(;д;)
第二に寒いこと。10年前にオーストラリアのシドニーに同じ時期に来たことがあったが、その時はTシャツ一枚で過ごせたがニュージーランドは一枚羽織るのが無いと寒い。緯度的には同じくらいなのに、何故だろう?(ヨーロピアン系はTシャツ一枚のヘソだしでも平気そうだが・・・)

まだ北島を旅(?)しただけだが、これが今の感想かな。南島はもっと「ニュージーランドらしい風景」があるということなので、今から更にワクワクしている。どんな出会いがあって、どんな景色を観れるのかとても楽しみだ。



第十三話 最近考えたこと
(2004.1.27)

久々の更新です(^^;
日本に戻ってきてからかなり怠惰な生活を送っており、体重も元に戻ってしまいました。そんな中で、この三ヶ月弱の旅を振り返り思ったことを少々・・・

人間の能力の中で特に高めておきたいと思ったのは、ズバリ、
判断力と決断力です。当然この能力の頭には”適正な”という単語が付きます。ただ闇雲に決断したり、曖昧に判断をすればいいというものでは無いですし。欲をいえば、更に高い情報収集能力もあると非常にGOODです。

旅に出ると、目的地に今日いくか明日行くかにするだけでも、その後の状況が全然変わることもあります。私たちの例では、移動が一日遅ければカンチャナブリーのお祭りは見れなかったし、うたもラオスで顔を打つことも無かったと思う。三日遅ければタイの王様の誕生祭をバンコクで見れなかったし、パーイにも行けなかったと思う。一週間早ければチェンセーンのお祭りを見れなかったし、ラオスではバスジャックにあったかもしれない。
どこにいくか判断し、そこに行くことを決断する。状況によっては、危険な場所を通らないといけない時もある。そんな時、どの道にするか判断を誤れば実際に危険な目にあうだろうし、どんなに的確な判断をしていても決断が遅かったために、そこに行くチャンスを逃してしまうこともあるだろう。
何かを判断する時、材料(情報等)があればあるほど正確な判断も出来るし、躊躇なく決断もできる(不正確な情報もあるので、どの情報がより正確なのか判断する力も必要)。
今までまだ、命の危険を感じたことが無いのは運がいいからだと思うが、これらの能力が高まれば高まるほど安全で有意義な旅ができると思う。

私の場合、高めようと思ってもなかなか訓練しづらい能力なので、いろんな経験をし、新しい事を怖がらないでチャレンジしていけば、少しは磨かれていくかな〜って思ってます。
そんな事を考えながら、「あと自然治癒力も高められたら、寿命が延びるかな〜」としょうも無いことを考えたりして、コタツで煎餅食べながら昼ドラを見ている今日この頃です(^^;;




第十二話 ラ、オ、ス〜・・・
(2003.11.28)

ラオスに来て約二週間、誰だー「ラオスの女の子はとってもかわいい!」「一見の価値有り!」なんて情報ノートに書いていた奴らは〜!!
確かに小さい女の子はとってもかわいい。日本の子供以上かもしれないというのは、認める。

だが、、、しか〜し!!

年頃の女の子は至って普通である。確かに肌の色も白く美人もいるけど、いわゆる「カワイイ系」の子が少ないと思う。ラオス人はどちらかといえば「すっきりしたショウユ顔系」が大多数を占めている、と思われる。
うたは「正統派美人が多い」と言うが・・・なんか、期待が大きすぎた為か、結構ショックを受けています。。。

しかも、ルアンパバーンでは屋台の食事でお腹を下し、もう一週間近く水便のままだし、バンビエンも「とってもいいとこ!」って旅先で出会った人達が口を揃えて言ってたけど、期待外れだったし(景色は良かった)、物価は高いし・・・なんか、ラオスに来て踏んだり蹴ったりだなー。
それでもラオスで良かったとこは、お腹を壊したけどルアンパバーン。「何故ここが世界遺産?」という疑念も残るが、街は西洋風の建物が立ち並び、ゴミはキチンと片付けられ、物売りや呼び込みも無くのんびりと散策できる。なんとなく日本の軽井沢に雰囲気が似ているようで、なんか落ち着く街だった。

今ラオスの首都ビエンチャンにいるが、ここも大して魅力のある街ではない。今度ラオスに行くときは、もっと田舎に行ってみようと思う。田舎にはもっと魅力的なラオスがあるはずだから。

なんか、体調を壊したり駆足の移動でゆっくりラオスを堪能することが出来なかったので、マイナスイメージが強くなってしまったけど、ラオスの魅力はやはり国民性かな。買い物に行っても大体定価(定価ってあるのかな?)で売ってるし(高いと言えばすぐに相場の値段になる)、「人を騙す」ってことをあんまりしないと思う。誠実な人が多いと思う。実際に旅先であった人たちは「ラオスに泥棒は殆どいない。特にルアンパバーンには」と言っていた。

今度は体調を万全にしてまたいくぞ〜!待ってろよー、ラオス!!

☆勝手にラオスベスト5☆

@ビエンチャンのチーズケーキ!     これはめちゃうまかった〜。¥1,000だしても食べたい!
Aビエンチャンのサウナ!         薬草のスチームサウナでとっても気持ちよかった。ホモはいたが・・・
Bルアンパバーンのナイトマーケット   モン族の民芸品(質は高い)が見ごたえあり。店の人達との会話もgood!
Cバンビエンのタイヤチューブで川下り  タイヤチューブに乗って美しい景色を見ながらプカプカとのんびり川下り
Dチャルーンのおばちゃん         バンビエンで泊まったGHのおばちゃん。気さくでとっても良かった。



第十一話 生活習慣
(2003.11.8)

今日本で働いている人はきっと、
「少しでもいい生活をしたい、会社で少しでも責任のある仕事(高額な収入)に就きたい、そして大きな家や高級な車を購入することで自分の成功を味わいたい」と思っている人達が多いと思う。程度の差はあれ私もそうだったし、それが普通だと思っていた。そして悲しいのは、お金の使い道が時間がないから物を買うことぐらいしか出来ない(思いつかない)ということである。
これは、タイの人々の生活(ほんのちょっとですが・・・)を見てはっきりと、気づかされたことだった。

タイは今、先進国の仲間入りをしようと非常にがんばっているが、一般の国民の考え方はマイ・ペン・ライ(気にするな、なんでもないさの意)である。これは仕事神聖主義(仕事とは尊いものだという理論)の国に生まれた私にとって、大きなギャップを感じた一つである。
例えば小規模の会社なら二日酔いで会社を休んでもマイ・ペン・ライ。仕事中にお腹が空けばいつ食事に出かけてもマイ・ペン・ライ。朝寝坊して遅刻してもマイ・ペン・ライ・・・日本では考えられないが、これがタイのスタイル(もちろん日本風の会社もあります)である。

極端に言えば、
仕事のために自分(家族)を犠牲にするなんてとんでもない。あくせく働いて貯金したってしょうがない(意味がない)。今が自分にとって楽しければそれでいい・・・って、ことのようです。(実際、日本人特有<将来が不安等>の観念で貯金をしているは、まずいません)

のんびりと過ごすなら、タイはとても住み易い国だと思う。道徳観念も似ているし、治安も悪くない。人々も優しく、目が合えばニッコリ微笑みかけてくれる。
タイに来て驚いたのは、日本でさえ屋台の食事(夜のラーメン屋等)は食べる前にお金を支払うが、タイでは屋台でも(星空の下、かなり遠く離れたところに座っても)食後の支払いが一般的であるということ。このことからも、タイ国民の品性は伺えると思う。ただ難点は、タイ人はシャイなのでタイ語が喋れないとコミュニケーションを取るのが難しいこと、かな。

日本の生活習慣とタイの生活習慣、どちらがいいのか、どちらが人間らしいのか、は分からない。考え方は人それぞれだし、私なんかは日替わりで考えが変わる(^^ゞ
息をしているだけでお金がかかる日本で、タイのような暮らしが出来れば一番いいのだろうが、それは不可能と言うものだし。
最終的には自分で決めて歩いて行かなくてはならない。はっきりしてるのは、ないものねだりをしてしまう自分がいるということ。

日本の生活に疲れたら、タイでのんびり過ごすのも悪くない。

でも、住み難い日本だが、そこで生まれ育ったからには、そこが一番住み易い(安心できる)国なのかな。きっと・・・。