4時20分、やっとバスが来る。屋根の上の荷物を移したりと時間がかかり、1時間後、やっと出発。もうタイスケくんはフンザに着く頃かな・・・。あのバスターミナルが運命の分かれ道だったということか。ラッキーだったよ、タイスケくん!
6時30分、朝食タイムのためバス停車。チャイ10ルピー(19円)を飲む。7時20分出発。昨日は夜だったから暗くてよくわからなかったけど、カラコルムハイウェイ、ものすごい景色です!美しい、素晴らしい、っていうのもあるけど、やっと対向車とすれ違うことができるかできないかの細い道。しかもガタガタでくねくね。片側は断崖絶壁で、何百メートルか下をインダス川がゴウゴウ流れている。今にも大きな岩が落ちてきそうなので上も見たくない。実際、雨が振ると土砂崩れが発生して通行止めになるらしい。そんな道でも追い越しをかける。や、やめてー!もしこんな道でタイヤなんかとれちゃったりしたら・・・終わり。
順調に進んでいたかにみえたが、途中の検問所でひっかかり、朝食を食べたところまでバスごと戻る。なんで?理由は「危険だから」。何が?ギルギットは今もパキスタンとインドの間で争われている領土問題のまっただ中にある北部地域最大の町で、パキスタンの中でこの州だけ中央政府の直轄管理下にある。時々日本でも耳にする「カシミール問題」というやつです。そのため、ここから先はバスなど1台で通ることは出来ず、何台かまとまって行かなければならないとのこと。次のバスが通る14時頃まで足止め・・・ということだそうです。う・・・運が悪い。故障さえしなければ!なーんて文句を言っても仕方がない。今9時だから・・・約5時間ここで待つことに。ギルギット・・・そうえばよしさんが「最近も殺人事件が頻発してるから気をつけて」って言ってたっけ。今だ民族紛争は解決していないのです。
足止めをくったこの町はビシャムというらしい。散歩していると、商店のおじさんにチャイをごちそうになる。このおじさん、「どこの国も素晴らしいけれど、アメリカだけはBADだ!」と、アメリカ&ブッシュを痛烈に批判。「日本も広島と長崎に原爆落とされたじゃないか!」と力説。こんな山あいの小さな町の人々だって日本といえば、東京、大阪、その次に広島、長崎、と答える。きっと、日本人よりも徹底的にアメリカのしたこと、やってきたことを教え込まれている。日本人だって、もっと怒ってもいいと思うんだけど・・・。
果物屋さんでマクワ(?)のようなもの20ルピー(38円)を買う。メロンみたいでおいしい♪人懐っこい子供たちが寄ってくる。かわいいなー。お昼ごはんはおいしそーな匂いに誘われ、アフガニスタンスタイルのカラーヒ屋へ。鉄鍋で香辛料と一緒にマトンを炒め、ナンと食べる。このナンが、今まで食べたどのナンよりおいしい!お腹の調子が悪かった私も、思わず食べちゃいました。計35ルピー(67円)。
14時10分、やっとバスは出発。30分後、検問突破。その後も検問やパスポートチェックが何度かあったが無事通過。私たちのバスの前にはパトカーが先導してくれてます。ちょっと心強い。パトカーの青い光がキレイです。星もキレー。パキスタンは検問での停車以外にも「プレイタイム」というのがあり、ちょくちょく停車する。これは「お祈りの時間」のことで、イスラム教徒は1日に5回お祈りをしなければならないので、このために停車するのです。イランやトルコもこうなのかなー。その間、私たちは何もすることがないので周辺をフラフラ。マクワ(?)10ルピー(19円)を買う。
21時30分、夕食タイム。キーマカレーにミートカレー、ナン計70ルピー(133円)。これもおいしい!インドのカレーより好きかも。干し杏45ルピー(86円)も買いバスに戻る。すんごいガタガタ道だ・・・。ウトウトするが、何度も頭をぶつけて起きる。たんこぶできちゃいました。
1時45分、ギルギットに到着。着いた場所はバスターミナルらしいんだけど・・・周りになーんにもない。どうやら新しいバスターミナルらしく、地図に載ってないし、近くに宿もなさげ。乗客のおっちゃんたちも「今夜はここで寝るぞー」と寝だしたので、こんな時間にウロウロするのも嫌なので、私たちもバスの中で寝ることに。2日連続野宿(バスの中だけど)かぁ・・・。2時30分就寝。 |

ビジャムの果物屋さん

ビシャムの子供たち

おいしーいカラーヒ屋さん

アフガニスタンスタイルはお座敷

カラコルムハイウェイからでの景色
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