5月15日(日)  晴れ時々雨  パキスタン・ギルギット→フンザ(カリマバード)
 6時30分起床。あー寒かった。ん?ひろくんがいない。外に出てフラフラ歩く。うおー!すごい景色。山が美しい!ひろくんはバスターミナルにいる従業員のおっちゃんたちとおしゃべりしてました。私も加わり、チャイをごちそうになる。陽気で優しい人たち。とてもこの町で殺人事件が頻発しているなんて思えない・・・。
 8時30分、ワゴン車でフンザへ向かう計184ルピー(350円)。フンザまでの道はチベットを思い出させるような素晴らしい景色。空気が澄んでいておいしい。気持ちいい!
 11時、カリマバードに到着。ラホールから52時間もかかりましたー。ここが世界最後の桃源郷といわれているカリマバードを中心とする渓谷フンザ。とーっても小さな町です。第一印象は「世界最後の桃源郷」の期待が大きすぎたのか、ここが桃源郷・・・・?と首をかしげてしまった。春が一番美しく、杏の花が咲き乱れるそうだが、もう終わってしまっていて今は新緑の季節。川が流れ、山がそびえ、緑も多く、確かに美しいけど・・・「世界最後」っていうのは大袈裟なんじゃ・・・。とにかく、まずは宿探し。この辺では一番宿からの眺めがいいといわれているブルームーンにチェックイン。宿代はちょっと高めで250ルピー(475円)。
 早速シャワーを浴びることに。水を出してびっくり。泥っていうか・・・黒いんですけど。この辺は溶けた氷河の水を使っているのでどこもこんな色らしい。食事にもこの水を使うんだろうな。うーむ。最初は熱ーいお湯が出たけど、そのうち水になる。寒!!そう、ここはフンザ、標高2500m。ラホールと違ってそれでなくてもとっても寒いのです。
 12時10分、宿から少し下ったところにあるハイダーインへ。情報ノートを見せてもらいながらダル(豆のカレー?スープ?)とチャパティ、フライドライス、チャイを注文。計60ルピー(114円)。その後、コショーサンゲストハウスへ。ここは日本人がわりと多く泊まる宿。おしゃべりをして、お夕飯の予約をする。ここはプリンもおいしいと聞いていたので、デザートにプリンをお願いする。
 14時20分、部屋に戻って洗濯をして昼寝。本当にここの水、真っ黒だよ・・・。でもフンザの人々はこの水を飲んでいるんだよね。長寿の里って言われるくらいだから、この水が秘訣なんでしょう?せっかくフンザに来たというのに雨が降ってきた。しかも強風。残念。おとなしく読書。でもしばらくはここに滞在するつもりだから、気長に待ちましょ。
 19時10分、夕飯を食べにコショーサンゲストハウスへ。コショーサンは目がとーってもキレイ。フンザの民族は全然パキスタン人っぽくないのです。1974年までミールという藩王が支配する独立国で、周辺とは全く異なるブリシャスキー語を話すし、目が青く、金髪の人が多い。アレクサンドロスの遠征軍の末裔とも言われている。一応イスラム教だけどイスマイール派で、そんなに厳しくないため女性も顔を隠していない。それだけで開放感があります。
 本日のメニューはパスタ、じゃがいものスープ、ライス、プリン。なんだか炭水化物ばかりの食事だったけど、おいしいです。久々に飲んだフツーのお茶もおいしかったぁー!何よりプリンが最高!手作りのプリン。懐かしい味。ここでの食事は大皿に盛り付けられみんなで食べるというのが特徴。停電になり、ろうそくをつけながらの食事だったけど楽しいものです。
 おしゃべりをして、21時30分、宿に戻る。宿までの道はまーっ暗。雲が出ていて星が見えないのが残念。
 とーっても静かな夜。こんな風に感じたこと、あんまりないけど、静かすぎて耳がキンキンする。読書をして23時就寝。

ギルギットのバスターミナル







チャイをごちそうしてくれた
おじちゃんたち







フンザの背後にそびえる山々







夕方の山々