8月31日(火)  晴れのちくもり  カンボジア・シェムリアップ

 7時起床。今日は80km離れたベンメリアへ行く日。おとといの約束をアモウという運転手は覚えているのか?と思いつつ、7時45分、外に出て、フランスパンに野菜が挟んであるもの2000リエル(59円)をかじりながら待ち合わせの場所へ。するとニコニコ顔のアモウがすでに待っていた。早速バイクに3人乗りでベンメリアへ向かう。1時間ほど走り、「バイクが熱くなったので休みたい」というので休憩することに。お茶(3000リエル=89円)を飲みながら、アモウがポルポト時代のことを話し始めた。見た感じ、35歳くらいだと思っていたが私たちよりも若かった・・・。それだけ苦労しているということなのだろうか。アモウのお父さんはお医者さんだったらしい。ポルポトの独裁に反対する可能性のある教師や技術者、医者、子供など集団的に処刑され、ポルポトが首相を勤めた1976〜1979年の3年間に国民の3分の1が亡くなったといわれているが、アモウのお父さんもその1人だったらしく、プノンペンのキリングフィールドで殺されたのだという。こういう生の話を聞くと、何かで見たり読んだりするよりも切なくなる。それも、私たちが生まれてからの出来事なのだから、本当に最近のことなのだ。彼の夢は医者になること。30分ほど話を聞いた後、再び出発。ここからは舗装された道路ではなくなり、赤土の本当にひどい道になる。道の両側には点々と家があり、どの家も雨季に備えて高床式の住居。カンボジアは山が少なく、草、木、畑、田んぼが続く。時々牛の大群が現れ、通り過ぎるまで待つ。泥水としか思えない茶色い水で水浴びや洗濯をしている姿も見かける。これがカンボジアの本当の姿なんだな・・・。アモウは道を選びながら走り、10時45分、ベンメリアに到着。ゲートで入場料計10ドル(1180円)払う。ベンメリアはタプローム以上に手付かずの遺跡で、コケがびっしり生え、密林の中に埋もれている。倒壊した遺跡の間を歩いていくのだが、案内なしでは歩けないほどバラバラで、1人に1人ずつガードマンらしき人がついてくれる。うーん、すごいところだ。蚊もすごい!!何年か後には修復される予定になっているらしいが、こういう「幻の遺跡」があってもいいのではないか、と思ってしまう。
 1時間ほどベンメリアにいた後、また悪路を戻る。午前中にお茶をしたお店でお昼計2.5ドル(295円)を食べ、14時45分、シェムリアップに戻る。アモウに10ドル(1180円)払い、明日はトンレサップ湖と地雷博物館へ連れて行ってもらう約束をして別れ、コンビニでヨーグルトジュース2000リエル(59円)を買って部屋に戻る。昨日出した洗濯物が戻ってきたが・・・なんだか湿っている。しかもベタベタしている。でも・・・無料のサービスなので文句は言えない。シャワーを浴び日記をつける。ひろくんは読書。
 20時、外に出てレストランへ。アンコールビールにトマトと鶏肉の炒め物、かぼちゃと豚肉の炒め物計5ドル(590円)でお夕飯。ここの料理は本当においしい!21時10分、部屋に戻ってシャワーを浴び、21時40分就寝。

自慢のバイクとアモウ

手付かずの遺跡ベンメリア

生きた豚をバイクで運ぶ人